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いまさらですが『冬のソナタ』から韓流ブームのこと

『新選組』が終わってしまったので、
今夜はどこかのおうちのお父さんよろしく、
チャンネルをあちこち変えながらTVを観ていて、
さんざんケーブルで音楽ものをちら見したあと、
今はBS2で『冬のソナタ・クラシックコンサート』の再放送が流れている。

ので、週遅れでTB。
韓流ブーム、どう思う?

なんですか、ヨン様が紅白に出るの出ないのだとか、
橋田先生が「韓流ブームメッタ斬り」だとか、
まだ続いていますね。
私はヨン様、紅白に出ないでいただきたいですが。
Ryuさん出るんだからいいじゃないですか。一応歌番組なんだから。
NHKさん、ヨン様に頼りすぎ。

先週もちょっと書きましたが、
『冬のソナタ』全話観ましたが、私はヨン様ファンというわけではありません。
むしろ、「どんなもんだろう?」と初回を観た時の、
ジウ姫の髪の美しさに惹かれて連続ものを観ていた、
どちらかといえば変り種(笑)

韓国の映画には以前から惹かれるものがありましたが、
連続TVドラマを観たのはこれだけ。
最後まで観たのはやはり「面白かったから」です。




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強いて言わざるを得ないとすれば、
途中、モックン菅ちゃん主演の『幸福の王子』を思い出すほど、
これでもかこれでもか感はありましたけど(笑)

「時代遅れ」だとか言う向きもあるようですが、
お隣の国なのに知らない文化を知る一端でもあったでしょう。
以前勤めていた先で韓国人一家のお客様がいて、
親や兄弟を敬う気持ちというのは垣間見ていましたが、
根底にそうした気持ちがあるからこその「愛の形」を、
示されたような気がしました。

みんな、あんな恋をしてみたかった、という気持ちで観ていたのでは?
という説が一番納得できますね。

で、ヨン様ブーム。
いいじゃないですか、更年期を吹っ飛ばすような
夢中になれるものを見つけたお母様たちの気持ち、
ミーハーこそ我が人生の私にはとてもよくわかります。

私、ヨン様、じゃなくてミニョンさんみたいな人が現れたら、
恋をする自信あるもんね。

橋田先生、力説されているようですが、
たかがドラマ、されど…なのでは?
リアルが欲しければニュースも見るし読むし、
ドラマだからこそ「作り話」の夢見てもいいんじゃないのかなぁ?
少なくても私はドラマや映画を観る時、
恋愛ものでもホラーものでも、
「お話」として楽しんでますけどね。

ただ、個人的には、「ブーム」という言葉に一番引っかかっていて。

「アジア・ブーム」を皆様覚えておいででしょうか?
かつて、香港・台湾もので埋め尽くされていたCDショップには、
今は韓流ものが中心で、
敬愛するシンガポーリアン、DICK・LEE氏の新譜を予約したところ、
「何ヶ月かかるかわからない」との回答。
すでに2か月経過でいまだ待ち続ける日々です。

どうか長続きする異文化コミュニケーションであることを。
特にアジアには決して単純ではない宿題があるのは事実ですが、
今ある私たちが、過去を現在を学んで、他国と仲良くできること。
理想ではありますが、目指したいものです。

「私が一番」これはいいの。結構大事なの。でも、
「私が絶対」は喧嘩の素。

そんなこと、大人のみんながわかったら、
も少し優しい世の中にならんもんか。

と、ピーターパン・シンドロームでもある私は思ったりしています。
by maylee127 | 2004-12-20 00:16 | 日々雑感
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